ガンジス川

深夜特急は、1986年に出版された本だ。

古い本だけど、旅先で出会う日本人たちは年齢に関係なく深夜特急ファンだと言う人が多かった。
もちろん私も好きだ。

深夜特急シリーズ

1986年05月:小説 深夜特急1、2巻
1992年10月:小説 深夜特急3巻(完結)
1996年12月08日:ドラマ 深夜特急(アジア編)
1997年07月03日:ドラマ 深夜特急(ユーラシア編)
1998年01月06日:ドラマ 深夜特急(ヨーロッパ編)
2008年11月:旅する力 - 深夜特急ノート

私は小説もドラマも両方とも見たんだけど、どっちも面白いし、どこから見ても面白い!

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小説 深夜特急(本編)

深夜特急は、沢木耕太郎さんが産経新聞に連載していた旅行記だ。
86年に1巻が刊行され、最終巻は92年に刊行されている。
深夜特急は、日本以外にも中国・台湾・韓国などで出版されていて、私の知り合いの韓国人も読んだことがあると言っていた。

この本を読むと、すぐにでも日本を飛び出して旅に出たくなる。
日々の生活に飽き飽きしている人が、深夜特急を読んだら何かが変わるかもしれない。

個人的にはやはり、インド・ネパール編が好きだ。
この本が書かれたのはもう30年くらい前になるのに、お金のレートとリキシャが人力なこと以外、インドは今とほとんど変わっていないように感じる。読んでいるだけで、インドの喧噪が聞こえて来るくらいにリアルな描写がされている。

深夜特急(テレビドラマ)

実は小説よりも先に、ドラマ版の方を知っていた。
ちょうど高校生の頃に放送されて、友達の間でも話題になったドラマだった。
私も含めて、まわりもみんな1人旅に興味津々なお年頃だったので、ドラマが放送される度にキャーキャー言っていた。
なんせ、主演の大沢たかおが格好よかったので (*´Д`*)

1作目の沢木の姿は、旅に出たばかりの頼りなさというか初々しさがあって可愛らしいんだけど、インド・ネパールのあたりではすっかり旅慣れた小汚い感じになっている演出が凄くリアルだ。
現地の人との英会話も、旅人の話す英語っていう感じで、本当にこれは演技なの?素なのかな?って思うくらい。

特に好きなシーンが、2作目のネパール編で巨大ドミトリーに沈没している場面!
次に進むのが面倒になっている沢木が、ベッドの上から手だけを伸ばしてティッシュ(だっけ?)を取ろうとしたら、そのままベッドから落ちるシーン。
うまく気だるさを表現していて、リアルだなあ、好きだなあ...

それと、井上陽水の歌う主題歌が本当にいい味を出している。
井上陽水の歌はほとんど聴いたことが無いんだけど、この主題歌(積み荷のない船)だけは何度も聴いている。

積み荷のない船(YouTubeの深夜特急の映像です)

この曲を聴くと、砂漠なんて旅した事無いのに砂漠を旅しているような気分になって、なぜか懐かしくなってくる。

旅する力ー深夜特急ノート(続編?)

2008年に「旅する力」という、深夜特急の続編みたいな本が出版された。
正確には続編ではないんだけど、深夜特急の後日談や裏話などが載っている。

私はこの本の存在自体知らなかったんだけど、たまたま2015年に行ったインド(ダージリン)の宿の本棚に並べてあったのを見つけ出して、読んだ。
深夜特急と同じく、読みやすくて面白い本だ。
しかし、深夜特急あってこその面白さではある。

特に印象的な部分は、旅に出る適齢期は26歳という部分だ。
なるほどなあ〜

私は26歳をとっくに過ぎてから旅に出たけど、もっと早くにこの本を読んでいたら無理をしてでも26歳くらいに旅に出ていたかもしれない。
いや、私が26歳の頃はまだこの本は出版されていないから、そうなると...タイムマシンが開発されたら26歳以下の自分のところへ行って、この本を放り投げてやりたい。
いやそうなると、歴史が変わってしまって...
いやいや、パラレルワールドになって結局今の世界にいる私は何も変わらないかもしれない。

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