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18きっぷを使って一人旅をする途中、鳥取県の白兎神社へ寄ってきました。
古事記に出てくる因幡の白兎の舞台の場所です。
かんたんな「因幡の白兎」あらすじ
以下、因幡の白兎の簡単な内容です。
(若干トド島アレンジ入ってます)
ある時、オオクニヌシ(オホナムヂ)は、ボロボロになって泣いているウサギを発見する。
オオクニヌシ「どうしたの?」
白ウサギ「実は...」
淤岐ノ島にいた白ウサギは、サメ達をだまして海に並ばせて、その上を通って本土へと渡ってきた。
しかし騙していたことがサメにバレてしまい、激おこサメに皮をはがされてしまった。
そこへオオクニヌシの兄弟たち(八十神)が通りがかる。
八十神「海水に体をつけてから、風にあたると良くなるぞ!」
白うさぎ「まじすか!やってみます!あざっす!」
白うさぎは八十神に言われた通りに、海の塩水につかり風に吹かれたが、皮膚は悪くなるばかりだった。
実は八十神に騙されていたのです。
塩水と風のせいで、身体中が痛くて泣いていたうさぎ。
...と、そこへ、オオクニヌシが通りがかったのでした。
オオクニヌシ「それなら池の水で体を洗ってから、ガマの穂を体につけてみなさい」
言われた通りにすると、白うさぎの傷は治り、元どおりに毛が生えてきた。
白ウサギ「ありがたや。あなたはきっとヤカミヒメと結ばれるでしょう。」
こうして白うさぎは、オオクニヌシとヤカミヒメの仲をとりもったということで、縁結びの神様「白兎神」として祭られているんだそうです。
白兎神社へ行ってきた日記
JR末恒(すえつね)駅から白兎神社まで歩いて行ってきました。
ゆ〜っくり歩いて30分くらいだったかな?
ほぼ1本道なので迷うことはないです。
Googleマップ→末恒駅から白兎神社まで
ただ電車の本数が少ないので、その辺は注意です。
私は末恒駅に10:34に到着して、帰りは14:12発の米子行きに乗りました。
JR末恒駅から白兎神社まで歩く
末恒駅の郵便局の前の道をまっすぐに進むと、国道9号に出ます。
ここで海側へ渡る横断歩道を渡ってしまうと、あとで歩道がなくなるので渡らないようにしましょう。
ね、歩道がなくなってるでしょ?
右側に日本海を眺めながら、ひたすら国道を歩いていけば着きます。
30分って聞くと遠く感じるかもだけど、あっという間でした。
白兎神社を参拝
ここが因幡の白うさぎの白兎神が祭られている神社「白兎神社」です。
お尻かわいい。
うさぎの石像には「縁」の文字の書かれた白い石がたくさん置いてあります。
これは社務所で売っている「結び石」というもので、縁結びのご利益があるんだとか。
参道の両側には、うさぎの石像がたくさんいます。
手水舎(手を洗うとこ)にもうさぎの石像with結び石が置かれていました。
出雲大社と同じく、ぶっといしめ縄。
日本医療発祥の地とも書かれてますね。
なるほど、あの話がそういうことになるのか。
こちら社務所の入り口にいたアルコール消毒うさぎ。
なんてかわいいんだ。
主に縁結び系のお守りとかがありました。
しかし私は無病息災の「守り砂」というお守りが気に入ったのでそれにした。
こちらが、皮をむかれた白うさぎが体を洗ったとされる御手洗池です。
沼っぽいです。
そして、白うさぎが池の水で体を洗った後には、ガマの穂にくるまったんだそうです。
が、シーズンじゃないのでガマは枯れていました。
いちおうガマに挟まってみるトドぐるみ。
魔改造したやつです。
一緒に連れて行きました。
帰り道。
鳥居から見える海岸は白兎海岸です。
古事記に出てくる神話の地なので、ちょっと行ってみます。
白兎海岸を散歩
神話の地って書いてありますね。
あの鳥居がたっている島が「淤岐ノ島(おきのしま)」です。
白うさぎがサメを騙して渡ってきたとこです。
(諸説あり)
ズゥウウウム。
道の駅 白うさぎ
さてさて、そろそろお腹がすいてきたのでランチです。
海岸と神社のあいだにある道の駅「白うさぎ」へ行ってみました。
1階にはお土産やさんがあったり、道の駅の駅長(うさぎ)などがいらっしゃいました。
2階にレストラン「ぎんりん亭」があるので、行ってみます。
ぎんりん亭でランチ
1人なのに、海の見える6人席くらいの広い席に案内してもらえました。
「うさぎの三段跳び丼」1620円です。
なんとも豪華!
イカ漬け?はこの辺りの名物みたいです。
箸にもうさぎがいます。
(これレジのとこに100円で売ってます)
白兎海岸を眺めながらの海鮮は最高でした。
すなば珈琲で休憩
ランチの後は、1階ですなば珈琲を飲みながら休憩。
前から飲んでみたかったんですよね、すなば珈琲♪
とっても美味しいコーヒーだったので、シアトルいけると思います。
お土産
買ったもの
- 白兎神社で守り砂 500円
- 白うさぎの肌守 1200円
- すなば珈琲の白兎コーヒー 756円
白うさぎの肌守は、保湿クリームというか軟膏です。
ガマ穂エキスが入っているので、肌に塗り続ければきっと白い毛がフサフサ生えると思う。
白兎コーヒーは、白兎海岸の砂で焙煎したコーヒーらしいです。
パッケージがとても可愛い。
以上、白兎神社は駅から一人でぶらぶら歩いて行くのが楽しかったです。
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