インドで旅をしていた時に知り合った日本人が、こんなことを聞いてきた。

無の世界と聞いて、何色を想像しますか?

無色は何色なのか

無の世界は「無」なんだから、色は無い...つまり無色だ。
しかし、「無」と聞いて頭の中に思い浮かべるのは無色ではない。
私は無の世界と聞いて、頭の中では真っ黒い世界が広がった。

この質問をして来た人は、
「無って聞いて、何色を思い浮かべるかで、相手がどういう人かが分かる気がするんですよ。」
と、言っていた。

私はこの質問に、「真っ黒」と答えた。

無の世界と聞いて、宇宙が誕生する前の何も無い世界を想像した。
なんとな〜く、宇宙が誕生する前なら、光もない世界だと思うので真っ暗な感じかな〜と思ったのだ。
でもよく考えたら、真っ暗というのは、明るさを知っているから暗いと感じる事が出来るんだよな。

黒と答える人は多いけど、どちらかというとネガティブな思考の人が多いらしい。

そうかな?
でも、黒=ネガティブっていう発想自体がネガティブじゃない?
そもそも、ネガティブ思考っていう考え方自体がネガティブだってどこぞの太郎先生も言ってたぞ。

スポンサーリンク

どんな色を想像する人が多いか

この質問をされてから、私自身もインドで知り会った日本人に同じ質問をするようになった。
みんなインドに来ているくらいだから、そういう哲学的(?)な話が好きな人ばっかりなので、割と真剣に考えてくれる。

その結果、
やはり1番多い答えは「白」と「黒」だった。

白と答える人は、”絵を描く時の紙は白だから”とか、”無の世界は真っ白な光の中のイメージ”とか、そんな感じの事を言っていた。
黒と答える人は、”そもそも無という言葉のイメージが暗い感じがするから”という意見があったりした。

その次に多かった答えは「虹色」だ。

私にとっては考えられないんだけど、無は虹色のイメージと思う人が何人かいた。
ちょっと変わった事を言いたい感じの人は、虹色と答える事が多かった気もする。
インドに来ている人は、変わった人や変わった風に見られたい人が多かったので、普通に日本で同じ質問をしたらあまり出てこない回答かもしれない。

中には、”虹色には全ての色が入っている。ということは「有」という事で、それはつまり「無」でもあるから”という、ちょっと難しい事を言っている人もいた。
これはよく考えると正解に近いんじゃないか?とも思う。(正解なんてないけど)

その次は、灰色(グレイ)と答えた人が多かった。

白と黒の中間という理由が多かった。
”白や黒だと色を断定している感じがするから、もうちょっとぼんやりとした感じの...グレイかなぁ”というような感じ。

私が聞いた答えは、この4色(白・黒・虹色・灰色)がほとんどだった。

唯一、それ以外の色を言った人の答えは、青だった。

理由は”なぜか青が思い浮かんだ”という、なんとなくの理由だったが、まさか「無=青」を想像する人がいるとは思わなかった。
もっとしつこく理由を聞いておけば良かった。

あえて無に色をイメージしてもらうという、この質問自体には何の意味もないんだけど、いろんな人の感覚的な話を聞けて面白かった。

sponsored link