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南国での虫刺されは怖い。
デング熱やマラリアに感染する可能性があるからだ。

マレーシアでデング熱になった友人

マレーシアでデング熱にかかってしまった友人の話。
これを聞いてから、南国の蚊が急に怖くなった。

友人は40代男性で、英語留学でマレーシアに半年ほど滞在していた。

彼は、普段から蚊対策をしていなかった。
なので、日常的に蚊には刺されていたようだ。
しかしある日突然、高熱が出た。
風邪かな?と思ったが、高熱が数日続き、同時に全身が激しい筋肉痛で動けなくなってしまったらしい。
ルームメイトの韓国人青年たちに手伝ってもらいながら、足を曲げたり伸ばしたりしていたくらいだった。
1週間くらいしてようやく「これはただの熱じゃない!」と気づき、病院に連れて行ってもらった。
すると、デング熱が判明して即入院。(←ちょっと遅い気が...)

入院してしばらくすると、熱は下がった。
しかし、全身の痛みは激しくなる一方で、一日中ベッドの上から動けない。
もちろんトイレは尿瓶を使う。

数週間でどうにか退院はできたが、全身の筋肉痛はなかなか治らなかった。
退院してから数ヶ月たって、ようやく普通に歩ける様になったらしい。

この経験以来、彼は常に虫除けスプレーを持ち歩くようになり、しょちゅうスプレーを吹きかけている。
また、「蚊に刺されない事も大事だけど、免疫を下げない事がもっと大事だ。」と彼は言っていた。

疲れが溜まっている時期は、要注意!

蚊対策

私は蚊に刺されやすい。
特に蚊対策をしていなかったので刺されまくってた。

しかし、友人のデング熱体験話を聞いて以来、必死に虫除けスプレーを吹きかける癖がついた。

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虫除けスプレー


(マレーシアの虫除けスプレー)

私が最初にマレーシアで買ったスプレーは、ティーツリーの香りがする虫除けスプレー。
天然成分が売りのスプレーだから、ディートは入ってない。
実はそんなに好きな香りじゃないんだけど、効き目はなかなかのものでした。

完璧に虫除けしたいなら、ディート入りの虫除け剤を使わなければ効きません。

*ディート=ケミカル系の虫除け剤。濃度が高まるほど強力に効く。

蚊取り線香

虫除けスプレーだけでは対応できないくらい蚊がいる宿もある。
そんな時は、蚊取り線香だ。
マレーシアでも、蚊取り線香は普通に売られている。

色々と調べた結果、FUMAKILLA(フマキラー)が一番効くらしい。
フマキラーはご存知の通り日本のメーカー。

ネットで調べた情報によると、FUMAKILLAは良く効くし成分にもこだわっていて他のものよりも体にも優しいらしい。

さっそくFUMAKILLAを買って、部屋で火をつけてみると...匂いは日本の蚊取り線香とは違った。
気のせいか、日本のものよりも目に痛い。

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これが、本当に体に優しい成分なのか?


しばらくすると煙の強烈さに耐えられなくなり、窓を閉め切って蚊取り線香をつけたまましばらく部屋を出た。
数時間後に部屋に戻ると、ベッドや床の上にたくさんの虫がピクピクしながら落ちていた。
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蚊以外にもこんなに虫がいたのか...

それにしても凄い効き目だった。
バルサン並みに強力な蚊取り線香だ。

ピクピクしている虫達をティッシュでくるんで捨てて、部屋にこもった煙をドア側から外に出し就寝した。
すると次の日の朝、喉が痛かった。
頭もだるい。
マレーシアのFUMAKILLAに退治されかけたようだ。
でも、蚊には全く刺されなかった。
そして、やっぱり体にはそんなに優しく無いんじゃないかと思う。

蚊の痒みには保湿

蚊に刺された時の痒みにはムヒではなく、ジョンソンのボディクリームを塗っていた。

これは英語学校の先生(ナイジェリア人)に教えてもらった方法だ。
「これを塗れば痒くなくなるから塗ってみな!」と言うので、騙されたと思って試してみた。
これがなんと効いた。

気のせいかと思ったんだけど、2度目に刺された時も、このボディクリームを塗ったらすぐに痒みが治まった。
ということで、私もワトソンズ(ドラッグストア)で同じクリームを買って持ち歩く様にした。

友達が蚊に刺された時にも試してもらったが、やはり効いていた。
何故かはわからないけど、痒みが治まる。

保湿することで痒みが治るのか...もしくは、プラシーボかな?

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