今まで海外旅行をしてきて、危険な体験をした事はそんなにない方だと思う。
危険な体験は少ないけど、オカルト的な怖い体験というのは何回かあるので、「海外での怖い体験ベスト3」を考えてみた。

怖かった体験1位:フィリピンのマニラで囲まれた

危険な体験はないと言いつつ、これは危険な体験だったと思う。(オカルト系じゃない)
何だかんだで、これが1番心臓バクバクした。

あれは、フィリピンのマニラにあるバス停でのことだ。
バギオという都市から、高速バスに乗ってマニラのバス停にに到着したのは、まだ昼過ぎくらいの明るい時間帯だった。
ちょうど日本人の友達(男)も一緒にいたし、真っ昼間だったので気持ち的にはかなり油断していた。
到着したバス停からタクシーを拾って、マニラの空港に行こうとしていた時だった。

私は、急に囲まれた。

私の周りを、隙間がないくらいにびっちりと少年たちに囲まれたのだ。
まだ若い男の子達...おそらく10代の前半から半ばくらいだろう。
ギラギラした目で私(獲物)を見ている。
怖すぎて叫び声を出せなかった。

え、何?私の最後ってこんななの!?

刺されるのか!?撃たれるのか!?と、思ったら、勢いよく私の首元を目掛けて攻撃...された?
と思ったら、あっという間に少年たちは去っていった。

少年達は、私のネックレスを引きちぎって逃げて行ったのだ。
一瞬の出来事すぎて、一緒にいた友人は気付きもしなかった。
時間にして5秒くらいのことだったと思う。

私がボー然としていると、友人が「何?どしたの?」と言うので、震えながら「い、いま囲まれて...ネックレス取られた...」と言うと、友人は笑いながら「え、マジで?すげ〜」とだけ言って済まされた。
キャーとも言わなかったから、たいしたことないと思ったんだろう。
怖すぎて声出なかっただけなんだけど。
それを見ていた通りすがりのフィリピン人女性は「大丈夫?」と言ってくれたけど。

実はネックレスは安物だったので、被害はほぼ無かったんだけど、真っ昼間の人通りの多い場所で日本人男性といたにもかかわらず、自分がピンポイントで狙われた事が怖かった。
自分の身は自分で守らなければならないんだなと実感した。

他にもフィリピンでは、マーケットでスリと手を握り合ってしまったことがある。
私が歩きながらポケットに手を入れた瞬間に、スリも私のポケットに手を突っ込んできたのだ。
おかげで手と手が触れ合い、見ず知らずのスリ男とポケットの中で手を握るという付き合いたての恋人のような状態になってしまった。
あれは怖かったというよりも、ビックリした。
スリも相当ビックリしたようで、すごい速さで逃げていきマーケットの人混みに紛れてしまった。
財布は無事だった。

怖かった体験2位:韓国ソウルの下宿で幽体離脱未遂

韓国の下宿に滞在していた時の事だ。
夜中の2時〜3時くらいに、急に金縛りにあってしまった。
いきなりパッと目が覚めて金縛りにかかってしまったと思ったら、その後ドーンという衝撃とともに、体が抜け出してしまった。

なんと、幽体離脱!

正確には、体の上半身だけが体からスカッと抜けてしまった感じだ。
下半身はまだ体に繋がっている。
「このままだと完全に抜けてしまう!やばい!」と思って、必死に元の体に戻ろうとしたんだけど、スカッスカッという感じで、魂が体に戻らない。
何度も腹筋をしてる感じで、体に戻ろうとするけど戻れない。
というのを繰り返していて、気がついたら朝になっていた。

あれは夢だったのかな?
と思って、下宿の食堂に朝ご飯を食べに行くと、そこにはちょうど私の部屋の真下に滞在している日本人男子がいた。

すると彼が、
「聞いてよ!オレ昨日、幽体離脱したんだ!」
と言って来たのだ。

全身に鳥肌が立った。
彼の方は、私とは違って完全に幽体離脱してしまったらしい。

あれが、何だったのかはいまだに良く分かっていないけど、同じ日に同じ下宿の上下の部屋で幽体離脱してしまったなんて、怖すぎる。

あと心霊体験ではないんだけど、韓国で怖いなと感じた事がもうひとつ。
韓国に滞在していると、割と頻繁に日本人の行方不明者が出ていたのだ。
そういった日本人行方不明者の情報は、語学学校の掲示板に張り出されたりしていた。
しかし、どれも特に日本では報道されてなかったのだ。
それが普通なのかと思っていたが、後になって「韓国旅行中に失踪事件」みたいなニュースを見たこともあるので、ニュースになる・ならないの基準て何なんだろうか?

怖かった体験3位:インドの聖地でサドゥに勧誘された

これは怖さが伝わらないと思うんだけど、自分の中ではかなり怖かったこと。
現地で仲良くなった人達と数人で、ヨガの聖地リシケシを歩いていたら、怪しいサドゥに声を掛けられた。
(怪しく無いサドゥなんていないけど。)

サドゥは、なぜか私だけを狙って来て、

「ユー ハブ グッドエナジー!!」

とか言っている。
なんか不気味だな〜と思ったら、サドゥは更に近づいて来て、

「アイ ライク ユア テンプル」

と言っている。
テンプル?寺?
(あとで調べたら、おそらくtemperという単語だと思う。気質や気性という意味らしい。)

そしていつのまにか私たちは、そのサドゥに誘導されて寺のような所に案内されていた。
サドゥが「カム イン!」と言うので、そこへ一歩足を踏み入れた瞬間...なんとも不気味な感じがした。
生暖かくて力が抜ける様な感じで、私のグッドエナジーが吸われてしまう感じがした。
直感で「早くここから逃げた方がいい」と感じたので、「オー、テンキュー、テンキュー、テンキュー」と謎の感謝を告げながら逃げだした。
幸いそのサドゥーは追いかけてきたりはしなかったが、本当に不気味だった。
一緒にいた友人達も「なんか気味が悪い」と言って顔色が悪くなっていた。

あの時1人だったら逃げられなかったかもしれない。
なんというか、あのサドゥには変な圧があったのだ。
インドは他の国と違って、こういう不気味な怖さがある。

以上、海外での怖かった体験ベスト3でした。
こうやって書いてみると、あんまり怖くないな。

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