ガンジス川の牛親子

2015年7月14日(火)

ガンジス川を1人で散歩していたら、何も無い所で派手にこけた。
辺りにいたインド人たちは一斉に私を見たが、誰も声をかけてはくれなかった。

恥ずかし〜
誰か声をかけて〜

膝にはあざが出来た。痛い。

ガンジス川で泳ぐ人たち

滞在3日目にして既に私はヨガニケタンの食事(カレー)に飽きてしまっていた。
今日の夜ご飯は外食しちゃおうかな〜
と、思っていたら、アシュラムの人たちから「ガンガーに行って、その後に外でご飯食べるけど一緒にどお?」とのお誘いが来た。
ナイスタイミング!

皆さんは、ガンジス川で泳ぐらしい。
「沐浴」ではなく「泳ぐ」んだそうだ。

リシケシのガンジス川は、バラナシとは違って相当キレイだと噂に聞いていたが、見た感じはそんなに違いがわからなかった。

私も一緒に泳がないかと誘われたが、足を入れるだけにしておいた。
バラナシのガンジス川では「足を入れただけでお腹を壊した」という人もいたので、足だけでもちょっと怖かった。
そんな私の横で、皆さんドボンドボンと勢いよくガンジス川に入って泳ぎ始めた。

ガンガーで泳ぐ人

流されている様にも見えたが、泳いでいたそうだ。

雨期のせいで川の勢いは結構激しい。
しかも茶色く濁っている。

リシケシのガンジス川

試しにビーサンを履いたまま、ガンジス川に足を入れてみると、すごく冷たい!
でも、なんだか結構きもち良い。
だけど、やはり泳ぐ程の勇気はなかった。

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ガンジス川の水質はキレイらしい

雨期のもや

私が全身浸かるのだけは勘弁!と拒んでいたら、

「実はガンジス川の水はキレイなんだよ!
以前に日本のテレビが、ガンジス川の上流から下流までの水質調査をしたら、日本よりもキレイだったって結果が出たんだよ。」

と、泳いでいた人が教えてくれた。

本当なのかな?
リシケシの水はまだしも、バラナシの水は絶対キレイじゃなかったと思うんだけどな…

後日ネットで調べてみたら、本当に日本のテレビが水質調査をしたみたい。
でも、その調査内容には、大腸菌とか寄生虫などお腹を壊す原因となる菌(?)がどのくらい含まれているのか、という点は調査していなかったらしい。
そこを調べなきゃ、キレイだって言えないんじゃないのかな〜と思うんだけど。

スピリチュアル系ディナー

ガンガーで泳いだ後は、夕食を食べにカフェへ向かった。

一緒に食事をしながら会話していると、「パワー」とか「エネルギー」などの単語がたくさん出てきた。
ヒンズー教の神様の話まで出てきて、とてもスピリチュアルな会になった。
私は途中からついて行けなくなったりもしたけど、割と楽しく話が聞けた。

そんな中から、リシケシに関する話まとめ↓

リシケシは聖地と言われてはいるけれど、最近は観光地化していてエネルギーが乱れてきている。
タチの悪いサドゥがいて、彼らは他人のエネルギーを吸い取っている。
悪いサドゥたちは、修行者の純粋でパワフルなエネルギーが欲しくてたまらない。

まあ、私レベルのエネルギーじゃ需要ないだろうな、きっと。

そんなスピリチュアルな皆さんは、私を覗いて全員ヒンズー式ベジタリアンだった。
みそ汁のカツオ出汁にも気を使うくらい、動物性原料には気を使ってるんだけど、牛乳やバターはOKな辺りがヒンズー式らしい。

そんな感じだったので、「瞑想の時間に妄想でうなぎ食っちゃいました」みたいな事は言えなかった。
私もリシケシに長くいたら「うなぎ?そんな不浄な物食えるかっ!」ってなるのかな。
あーうな重食いてぇー

この日の出費

ミネラルウォーター1l Rp.20
夜ご飯(トゥクパ、ミントティ) Rp.100
ラッシー(じゃんけんゲームに負けて3人前・・) Rp.180
Total Rp300.(約600円)

※Rp.1=2円で計算しています。

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