ダージリンに来た最大の目的が、世界遺産のトイトレインだ。
おもちゃみたいなトイトレインに乗ってみたかったんだ〜♪
トイトレインのチケットは人気があるので、当日だと満席で買えない事も多いらしい。
私はダージリン〜グーム間を往復する、ジョイライドというチケットを買おうと思う。
トイトレインの切符
トイトレインの切符を買いに、ダーイジリン駅へ向かった。
駅で偶然にも、初日に道案内をしてくれた台湾人のツーリストと再会した。
彼らもジョイライドに乗ろうと思ったのだが、当日分は売り切れていて買えなかったらしい。
やっぱり当日分は難しいのかな?
トイトレイン料金の値上がり
地球の歩き方によると、ジョイライドは往復340ルピーで、ちょいとお高いお値段だった。
しかし実際の料金はその3倍以上だった!
トイトレインにはディーゼルと蒸気機関車の二種類がある。
私は蒸気機関車に乗りたかったのだが、高すぎた…
ジョイライドは、ディーゼルで625ルピー、蒸気機関車で1095ルピーなのだ。
それでも満席になってるくらいだから、今後もっともっと値上がりするかもしれない。
台湾人の彼らとも、値上がりがすごいなって話をしたが、「それでも乗るなら、蒸気が良いよね・・・」ということで、大奮発して蒸気機関車のジョイライドチケットを買う事にした。
私は余裕を持って、翌日のジョイライドを購入した。
普通に購入できたように思えたが、チケットを渡される時に
「ウェイティングリスト1だから、乗る前に駅員に確認してね」と言われた。
え?
ウェイティングリスト!?
ということは、誰もキャンセルしなかったら乗れないってことじゃないの?
不安だったから、明後日のチケットでもいいから確定してるのにしてくれと頼んだ。
しかし、「WL1だから大丈夫だよ。」と言われる。
まわりにいる人たちも笑いながら「ノープロブレムだよ」と言っている。
しかし、心配性な私はダダをこねるように「やだやだやだやだ!お願い変えて〜〜明後日がいい〜〜〜確定してるのがいい〜〜」と頼んで、変更してもらったw
ということで、明後日の朝10:40発の蒸気機関車ジョイライドのチケットを買った。
楽しみだなあ♪
台湾人の彼は、別れ際に私の好物パイナップルケーキをくれた。
仲良くなった人にあげているらしい。
人にあげるために、自分の国の名物を持ってきてるなんて、なんか素敵だなあ。
トイトレイン乗車体験
いよいよ楽しみにしていたトイトレインに乗車。
列車はなんと2両編成だった。
車内は、4列シートで全席指定だ。
私は通路側のインド人ファミリーに囲まれた席だった…
でも感じの良いファミリーだったので良かった。
同じ車両の他の乗客は、年配の西洋人の団体客で埋まってた。
トイトレインは、途中で急に止まったりしながら、どうにか動いてる感じで進む。
蒸気のシュッシュッポッポの音に、西洋人客達は大ハシャギだった。
途中でバタシア・ループという景色のキレイなスポットにしばらく停車。
この時に、ちょうどディーゼルトイトレインも来て停車していた。
蒸気に比べて、ディーゼルは楽々と動いている感じがした。
こっちが、ディーゼルのトイトレイン。
こっちが、私の乗っている蒸気車両だ。
休憩スポットで整備していたみたい。
30分程度の休憩の後、再び動き出しグーム駅へ到着!
ジョイライドの乗車券には、グーム駅にある博物館のチケット代も含まれているので、ここで一旦降りてミュージアム見学へ向かう。
グーム駅にある博物館
ミュージアムには、象の駅長がいた。
トイトレインの歴史などが展示されている博物館は、想像以上にしょぼかった。
そしてグーム駅に停車中も、蒸気トイトレインは必死に整備されていた。
頑張れ!トイトレイン
出発の時刻になり、再びトイトレインに乗車。
西洋人の団体客は片道だけだったみたいで、帰りは車両がガラ空きになった。
途中で何度も止まったり、整備されたり、給水されたり・・・
トイトレイン頑張れ!!
って気持ちになる2時間だった。
チケットは思ったよりも高かったけど、かなり良い記念になったな。
蒸気機関車のトイトレインは、いつまで走り続けるんだろうな。
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