2012年2月1日
一晩ぐっすりと眠ったら、だいぶ動ける様になった。
(と言っても、この後も一時的に治る→下痢を何度も繰り返した)
ボヤッキーと再会
ボヤッキーのことが気になったので、久美子さんに訪ねてみた。
意地悪な顔した細い日本人の男が来ませんでしたか?
すると、「あ〜もしかしたら食堂に泊まってる人かな。行ってみて。」と言われた。
食堂に泊まる?
良くわからないが、私は別館にある食堂に行ってみることにした。
すると・・・
あっさりボヤッキーと、再会してしまった。
しかし、なぜ食堂に泊まっているのか。
実はドミ部屋も屋上も満室なので、食堂くらいしか泊まれるスペースが無かったらしい。
昨日から食堂に泊まっているそうだ。
朝、まだ寝てたのに、ゾロゾロ人が来て、ご飯食べだすから寝てられなかった・・・
すごいとこに泊まってるなあ。
クミコハウスの本棚の謎
クミコハウスには日本語の漫画本などがたくさん置かれている。
具合が悪くて動けない時の暇つぶしには、これがとてもありがたかった。
しかし、ふと気になった。
それらの本はすべて「都市伝説」やら「業界裏話」やら「心霊特集」やらの、不気味な本ばかりなのだ。
なんでだ?
この本は誰かの趣味なの?
ずっと疑問に思っていたのだが、ポカリの粉をくれた大介君が、答えを教えてくれた。
「ああ、あの本棚はですね...
昔クミコハウスにお世話になったお礼に、日本から本を送って寄付した女性がいるらしいんですよ。
ある時、その女性がまたインドに来ることになって、クミコハウスにも泊まりに来たらしいんですよ。
そしたら何と、送ったはずの本がほとんど無くなっていたらしいんですね。
ほら、旅人が勝手に持ってっちゃったりするじゃないですか?
それでその女性は、どうしたら本が盗まれないかを考えた結果、「気持ち悪い系の本」だったら旅人も盗んでいかないんじゃないか、って思ったらしいんですよ。
それ以来、これ系の本だけを送ることにしたらしいんです。
ま、うわさですけどね。」
な、なるほど。
本当なら、すごいアイデアだな。
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