2012年2月6日
屋上に泊まっている女子高生が、危ない目にあったらしい。

危険に遭遇した女子高生

通りすがりのインド人男に道を訪ねたら、親切に「ついて来な!」と言われたのでついて行った。
どんどん細い道を進み、人通りが少なくなってきて、少し不安になった。
そして、ついには道が行き止まりになってしまった。

すると、男が「チャイでも飲まないか?」と誘ってくる。
これはまずいと思い、逃げ去ろうとしたが、相手が道をふさいで通してくれない。

ヤバい!
と、思った瞬間に、男が抱きついて来た。

必死になって、男の腕を振り払い、走って逃げる女子高生。
しかしバラナシは、クネクネとした細い道が入り組んでいるので、帰り道が全くわからない。
でも、とにかく必死に走って逃げる。

しかし相手は、この細い道を知り尽くしたローカル人だ。
あっという間に先回りされ、しかもいつの間にか仲間が増えている。
なんと二人に囲まれてしまった。

しかしスキをついて、奇跡的に逃げ出すことができた。
また細い道を全力で走ると、またまた奇跡的に、人通りの多い通りに出ることができた。

「も〜ホント怖かったです〜気をつけて下さいね〜」
と、女子高生は笑いながら言っていたが、笑い事ではない。

しかも、これはある程度気をつければ防げたことでもある。
インド人に道を尋ねても適当なことを言われる確率が高いので、そもそも聞かないのが一番だ。
そして、ついて行くのだけは止めた方がいい。

ブルーラッシー

バラナシには、ブルーラッシーという有名なラッシー屋さんがある。
昨日の韓国人たちや、ボヤッキーと一緒に飲みに行ってみた。

色々な種類のラッシーがあるが、私は甘いのが苦手なので、ここのラッシーは少し甘すぎる気がした。
あとメニューには無いが、スペシャルラッシー(ガンジャ入り)もあるらしい。
まぁ、だいたいどんなラッシー屋にも聞けばあるらしいんだけど。

死体をたくさん見た

バラナシは、ベンガルトラという細い道にお土産屋さんやカフェが並んでいて、観光客も多く賑わっている。
しかしその細い道を、たまに死体を担いだ行列が火葬場へ向かって歩いて行くのだ。
あの光景はバラナシならでは。
大人数でやたらと賑やかな行列の時は、お金持ちの葬儀らしい。
こんなにたくさんの死体を見ることなんて、日本じゃ無いだろうな。

そして、私はこのあとブッダが悟りをひらいたとされる地「ブッダガヤ」へ向かうチケットを買った。
ボヤッキーも、一緒に行くことになった。
出発は、明日の早朝だ。
起きれるか心配だな。

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