2012年1月25日     

本来ならデリーからインド北部へ行く予定だった。
しかし大雪の影響でバスが動かない可能性があるので、ひとまずバラナシへ行ってみることにした。

バラナシと言えばガンジス川、ガンジス川と言えばインド!
なんか、インドっぽくなってきたな。

バラナシには太郎さんオススメの宿があるというので、紹介状(手紙)を書いてもらいバラナシへ向かうことにした。

インドでSLクラスの鉄道に乗るなら絶対アッパーシート

太郎さんに手伝ってもらいながら、デリー駅の外国人用チケットカウンターでバラナシ行き切符を購入した。
地球の歩き方にも書いてあるが、スリーパークラス(SL)では絶対にアッパーシート(上の段の座席)を購入したほうが良い。
見ず知らずの乗客が腰掛けてくることもあるので、ローワー(下段)だけは、やめたほうがいい。
実はこの後(35日目)に、アッパーシート指定をせずに購入してしまい、酷い目にあった。
インドの鉄道で、SLクラスに乗る場合は必ずアッパーシートを買うべし!

ちなみに2Aクラス(エアコン付き2段寝台)の場合は、勝手に人の席に座ってくる人なんていないので下の席の方が良い。上は外の景色がみえないし、エアコンも強いので。

初めての寝台列車

デリーから出発した列車の中は、当然ながらインド人だらけだ。
しかし、外国人用カウンターで乗車チケットを購入したため、私の座席のまわりは韓国人旅行者たちだった。

韓国人女子2人組&韓国人男子2人組の合わせて4人の輪の中に、私も混ぜてもらった。
(男女も初対面だったらしいが)
そのうちの1人がミソンちゃんという女の子で、なんと日本語がペラペラだった!
私も少し韓国語が話せるので、韓国語と日本語を混ぜて会話をしながら、楽しくバラナシまで移動できた。

それにしても、インドには思ったよりも韓国人旅行者が多かった。
街を歩いていても「アンニョーン?コニチハ?」と、などと声をかけられる。
まあ、インド人からしたら区別つなかいよね。

インドに詳しい日本人が言っていたが、最近は本当に日本人の若者が少なくなったんだそうだ。
10年前くらいまでは日本人も多かったが、いつの間にか日本人は少なくなり、韓国人旅行者の方が多くなってきたらしい。
確かに、一昔前はインドに自分探しに行くっていうのが流行っていた気がする。
だけど最近の日本の若い人は、インドに興味なさそうだもんなー

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デリーで泊まっていた宿のうわさ

この時に韓国人たちから聞いた話が、私の泊まっていた安宿ナブランの話だった。
ナブランは日本人が何人も自殺している、名所なんだそうだ。
韓国のインターネット上ではかなり噂になっていたそうで、私が泊まっていたと知るとかなり驚いた様子で、「大丈夫だったの?」と聞かれた。
しかし、私は”そんなのただの噂だろうな”と思ったので、その時は適当に聞き流した。
でもその後に知り合った日本人達からも同じ話を聞いたので、本当なのかもしれない。

そういえば、何とも独特のイヤ〜な雰囲気はあったよな.....

出た

寝台の狭いシートに横になって列車に揺られていると、当然のようにゴキブリ達が出てきた。
日本だったら「キャー」とでも叫ぶところだが、ここで騒いだ所でどうにもならないのはわかっていたので見なかったことにした。
しかし、大量の小さなゴキブリがウヨウヨとわいているな。
気持ち悪いけど眠かったので、小さなゴキブリたちと共に就寝した。
ゴキブリ嫌いな人は絶対に無理とか思うかもしれないけれど、慣れると適応できちゃうもんですよ。

そんなゴキブリ列車は、翌朝になって定刻にバラナシへ到着した。

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