2012年2月20日

泊まっている宿の近くに、韓国人男性Sさんが経営するお店があった。
Sさんはとても感じの良くて、かなりインドに馴染んでいる感じだった。
のんびりとした超適当な性格は、インドに長く住んでる人だな〜という感じ。

美味しいモモ屋

大介くんやマルシコも、Sさんと話すようになり仲良くなった。
なので、Sさんと一緒に4人で夕食を食べる事になった。

とても美味しいモモのお店があるというので、Sさんに連いていった。
そこは、なかなか賑わっている店だった。

適当にモモを注文して、これでお酒が飲めれば最高だね〜なんて話をしていると、Sさんがおもむろに巾着袋を取り出した。
何をするのかな?と思ったら、なんとガンジャタバコを巻き始めたのだ。

え?
ここで!?
こんなに堂々と!?

私たち3人の視線は、Sさんの手元に釘付けになった。
しかし気になりながらも、何故かそれには突っ込まずに話を続ける私たち。
自然にガンジャタバコに火を付けるSさん。
すると、たまらずに大介君が、
「あの・・それ・・ガンジャだよね??大丈夫なの?こんなとこで・・・」
と言ってみたが、Sさんは全く気にしていない。
「君たちも吸う?」なんて言いながら、凄いペースで吸い始めた。

私たちはハラハラしながらも会話を続けていると、注文したモモがやって来た。
この店のモモは最高に美味しかった。
東京に店を出してもやって行けるレベルで美味しい。
みんなでそんな話をしながら、美味しいモモの夕食を楽しんだ。

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暖炉室で宴会

宿に帰って暖炉室でトランプでもやろうか、ということになり、Sさんも連れて暖炉室に入った。
実はSさんは、ガンジャを吸い出してから1度も止まることなく、今もまだ吸い続けてる。
大丈夫なのかな・・・?

暖炉部屋の中も、怪しいタバコやお酒で盛り上がっていた。
Sさんも負けずにガンジャをこさえては吸い続けていた。
この人の体は一体どうなってんだ?ってくらい、ずーーーーーっと吸っている。

トランプなどで遊んで盛り上がった後、私は眠くなってきたので部屋に戻る事にした。
しかし、困ったがこのSさんだ。

Sさんは、だいぶヘロヘロになっていて、もう何を言っているのかさっぱりわからなかった。
このままここに置いて行ってもいいのだろうか。
しかし、大介君が「一応まだここにいるんで、いいですよ先帰っても」と言うので、お言葉に甘えて、私とマルシコは部屋へ帰ってしまった。

そして次の日の朝。
大介君に昨日のことを聞いてみると、
「実は深夜になっても、Sさんずーーっとガンジャ吸いながら座ったままだから、先に帰って来ちゃいました。
もしかしたら、まだ暖炉室にいるんじゃあ・・・」
と言って、暖炉室を覗きに行くと、なんとまだいた。

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