2012年2月16日

夜が明けてみると、景色に驚いた。
ヒマラヤの山々が、凄く近くに見える!

マクロードガンジの町

2月のマクロードガンジはとても寒かった。
デリーで買ったセーターにライトダウンを羽織っていても寒いくらいだ。

私は宿の屋上で、暖かいチャイと簡単な朝食を頼んで食べた。
空気が澄んでいて、屋上からの景色はとても綺麗だった。

南国から来たマルシコは寒さのせいで体調を崩してしまい、部屋で寝込んでいる。
大介くんの姿も見当たらなかったので、朝食の後は1人で近所をプラプラしてみることにした。

ダライラマ14世が住んでいるのは、どの辺なのかな?
と、地図を見ながら歩いていると、お店が開店しだす時間になっていた。
どんどん店が開いていく。
そして、つい立ち止まって店に入ってしまう。
売られているものはチベットぽい物が多かったが、売っているのはインド人が多かった。

中にはデザインがとても格好いい洋服屋が何件かあった。
値段はちょっと高めだけど、かなりの高品質で素敵なデザインだ。
こういう店はだいたい、西洋人がデザインをした物をインドの素材を使って作っている物らしい。

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チベット人にチベット語を教わる

途中でカフェに入ると、感じの良いチベット人男性が接客をしてくれた。
年齢は20代後半くらいかな?
彼は去年チベットから亡命して来たばかりで、今は知り合いが経営するこのカフェで働いているらしい。
(あとで詳しい人に話したら、亡命してきたばかりの人は専用の施設に入るからそんなのありえないって言われたけど、確かに本人がそう言ってたんだもん...)

ついでに片言のチベット語を教えてもらった。
しかし、チベット語って方言とかが多いのだろうか?
同じ言葉でも、人によって全然違う言葉を教えてくれたりする。

実は大介君も、知り合ったチベット人に簡単なチベット語を教えてもらったりしていたのだが、それが私が聞いた言葉とだいぶ違ったのだ。
例えば、さっきのカフェで「美味しい(yummy)は、チベット語でなんて言うの?」とお兄さんに聞いたら「ションボーションツー」みたいな言葉を教わった。
しかし、大介君は全く違う言葉を教わっていた。
「うまい」と「おいしい」の違いみたいな感じだったのかな?

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