2012年2月22日
朝8時過ぎくらいに、私たちはチベット寺へ向かった。
もうすでに、たくさんのチベット人が来ていて前方は埋まっている。
ロサルの挨拶
私たちも大勢のチベット人にまぎれて、ダライラマ14世の登場を待っていた。
まわりには、西洋人観光客の姿もチラホラと見えた。
一番前の方に座ってる人たちは何時から待ってるんだろうな〜
と眺めていたら、なんと最前列にボヤッキーが陣取って座っているのが確認できた。
あの野郎、いつの間に・・・
ボヤッキーは、チベット人の子供たちと楽しそうにじゃれ合って、すっかりと溶け込んでいる。
私たちはボヤッキーを、チラチラと見ながら、後ろの方で待っていた。
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1時間くらい待っていると、まわりがざわつき始めた。
警備の人達が動き出す。
そして、ようやくダライラマ邸宅の方からダライラマ御一行が出て来た!!
ダライラマ14世は、たくさんの側近に囲まれていたのでチラリとしか見えなかったが、確かに一瞬見えた。
”相手の人間の最高の笑顔を引き出す笑顔を持っている”と言われているダライラマの笑顔がチラリと見えた!
しかし、御一行はそのまま、寺の上の階へと行ってしまい、すぐに見えなくなった。
「上に何か特別なグループか何かの人達がいるみたいですよ。
多分それが終わったら、下に降りて来て話すんじゃないかな。」
と大介君が言うので、私たちは再び登場するのを待った。
そして30分後くらいに、再びダライラマ御一行が戻って来た。
英語でスピーチとかはしないかな?
ワクワクするな〜
と待っていると、ダライラマ14世は、寺に集まったチベット人達に手を振りながら邸宅へと帰って行ってしまった。
あ、あれ??
「あ、帰っちゃいましたね。
もしかして、刺客を警戒してやめたのかな?
残念ですね。」
と大介君。
あらら、ホントに残念だ。
でも一瞬見えたし、まあいっか。
何事もなく済んで良かった。
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