2012年2月23日
マクロードガンジには、小さな映画館がある。
そこでは、頼めば希望の作品を上映してくれるらしい。
チベット映画の上映会
せっかくなのでチベットに関する映画を見ておきたいと思った。
私たちは「セブンイヤーズインチベット」と「クンドゥン」の2作品を、上映してもらうことにした。
ただ、2作品とも英語なのが不安だった。
一応、英語の字幕を付けてくれたけど、私の英語レベルで理解できるだろうか?
どうせ理解できないだろうと思ったが、これが意外と理解できた。
というか楽しめた。
まず、セブンイヤーズインチベットは一度日本で見た事があったので、だいたいのあらすじはわかっていた。
それに加えてブラッドピットの英語は聞きやすかったし、チベット人役が話す英語も聞き取りやすかった。
続いてクンドゥンは初めて見る映画だったが、内容がセブンイヤーズインチベットとかぶる点もあったので、話の流れが分かりやすかった。
印象的だったのが、毛沢東の「religion is poison」というセリフだ。
全く同じセリフを、両方の映画で言っていた。
もしかして、実際に言ったセリフなのかな?
チベットの亡命政府のある町で、この2作品を見た事は、とても貴重な体験だったと思う。
ワインを飲みながら映画批評
映画を見た後は、3人で毛沢東のモノマネをしながらワインを飲んだ。
マクロードガンジは寒いので、ビールよりもワインだ。
マルシコはこの後、リシュケシュに移動するので、ここでお別れだった。
深夜バスに乗ってリシュケシュに向かうマルシコを、バス停まで見送った。
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